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● 注意;今回は初めて「大授搦」へ遠征を考えている方へ参考になればとの思いで記事を書いておりますので
       長文を見ると目がショボつくという方は飛ばして絵だけでも見ていって下さい m(__)m
 
  
大授搦は有明海に面した大きな干潟で『日本一のシギ・チドリの渡来地』です
以前からバーダーには大授搦/ダイジュガラミと呼ばれていて近年は「東与賀干潟」と呼ばれるようになりました
また国際的に重要な湿地としてラムサール条約湿地に登録された「東よか干潟」は、渡り鳥であるシギ・チドリ類の日本一の飛来数を誇ることでも知られています。

シギやチドリ類は、夏季にシベリアやアラスカ方面で繁殖し、冬季は越冬のためにオーストラリアやニュージーランドなどへ南下します。

東よか干潟は、長い距離を旅する旅鳥たちにとって、休息やエネルギー補給をするための重要な中継地となっており、冬鳥として越冬する鳥も数多くいます。

春と秋の渡りの季節には数千羽のシギやチドリが餌をついばむ姿を観ることが出来、また、クロツラヘラサギ、ズグロカモメ、ツクシガモなどの絶滅が危惧されている希少な野鳥も多く飛来することから、全国から野鳥ファンが訪れています。
(時期によって観察できる野鳥の種類や数は異なります。)     (HPより引用)

        【この画面をクリックすると1000×700の大きな画面で見れます】 
        画像は是非、クリックして大きなサイズでご覧になって下さい!!


佐賀県
      添付の地図を見ていただくと今回廻ってきた東与賀干潟と福富干拓の位置関係が判ると思います、更に福富干拓を
      南に進むと地図には載っていませんが第二の干潟「備前鹿島干潟」があります、今回は時間の関係で廻りませんでした。

東与賀干潟
      東与賀干潟の中央から写した9枚の写真をパノラマ写真に加工したものです。

4月 大授搦潮時表
     大授搦の4月の潮見表です、あとで詳しく説明しますがここの干潟のシギチ観察をする上で干満のデータを理解しないと
     極端な話、シギチ観察が出来ないのと関東から出掛ける際の予定を立てる上でも最重要な資料です

       ※今回、4/28、29、30の2泊3日の日程で出掛け、潮位(重要)が5mを超える日を選びました(赤いマークの日)


      延々と続く防波堤の後背地には広大な麦畑が広がっており、ここを見ただけでも九州に来たなぁと実感します
      地元農家の方の話では収穫時にはグリーンから黄金色に染まった様もそれはそれは綺麗だと伺いました。


      ここが大授搦のほぼ中央で延々と5kmは続く防波堤が整備されておりスケールの大きさにまず圧倒されます
      スロープで盛り上がった所がいわゆる鳥見台?のベースとなる場所でスコープ観察の方はここで見られる方が
      大半です、またスロープを降りた中央にはコンクリートで整備された遊歩道が防波堤と平行して続きます。


  このカットは遊歩道から見たところで左に防波堤があり、その間には背の低い葦のような植物が生えています、また右手には
  東与賀の名物でもあるシチメンソウの群落があり、その海側には石材で出来た綺麗なフェンスがあります      
  また延々と伸びる遊歩道はご覧のようにコンクリートで整備され足下はしっかりしていて安全です。


      車は防波堤際に駐車しますが大勢のバーダーが訪れているわりには皆さん思い思いの場所に散らばっているので
      混雑しませんし、それぞれマナー良く駐車しているのでうるさい?管理もありません。


      シチメンソウの案内板です、綺麗な朱色に色づいて見頃は秋口だそうです。


      この時期は薄く色づいているだけですが秋には華麗に変身します。


    このカットは潮が上がってきた所でフェンス際で観察していると波打ち際がドンドンフェンスに近づいて来るように感じます
    バーダーは待っていればシギチは波打ち際と共に寄ってきて観察は最短で出来ます、ここで感心したのはバーダー自らが
    鳥との距離を判断して防波堤側へ移動していきます (観察を皆で共用しようとする気持ちの表れだと思います)
    当日(4/29)は潮位が5.4mあり、満潮時にはコンクリートの遊歩道まで潮が上がってきました
    ご覧のように観察はフェンス際のどこでも自由ですが足下が泥状なので長靴がないとここまで来られません。


     このカットは潮が遊歩道まで上がって来た所でシギチも一緒に移動してきてここで休息するので鳥見台(高台)から
     観察出来ます、ただし最近よく見かける双眼鏡を持たない人やシギチの識別が出来ない人はかなり敷居が高いと
     思います
     何故ならば・・・・・・沢山のシギチの中に居る珍鳥が見つけられません、また悪いことに時々一斉に飛び立ち周囲を
     旋回して再び同場所に降りてきますがいわゆるシャッフルされた状態なので振り出しから探鳥となり、人より如何に
     早く見つけられるかが勝負で隣の人に聞いているとその方の邪魔になるかもしれません。


     4/28 この時点が満潮ピークの状態で画像を拡大していただければシギチの多さが判ります(ここだけではありません)


    この画像を見て何か不思議な感じがしませんか?遊歩道に沢山のシギチが休んでいるのですが誰一人石畳まで降りて
    いるバーダーは居ません、特に制限されているわけではないのですがあらためてこれが観察の「基本」だと思いました
    皆さん穏やかでゆったりと観察しています、見習うこと多しです。


    4/30 最終日の朝です 干潮で人は居ませんでしたがどんな雰囲気かを見に行ってきました、目の前に広がる干潟は
        何度見ても広大で気持ちがゆったりとします。


     潮があっという間に引いていきます、それと同時にご覧のように鳥も何処かへ飛んでってしまいもぬけの空です。

     ここで一考!基本的に三番瀬と大授搦との鳥見のスタイルが真逆です

     ・三番瀬;潮が引き干潟が出て鳥が降りてきたら撮影し、その後暫くの時間は干潟を探鳥出来る(鳥が少ないですね)
     ・大授搦;干潮時は沖まで数km干潟となり、探鳥は無理なのでフェンスより鳥が識別出来る少し前から探鳥スタートし
      潮が満ちてくるまでがいわゆる探鳥が可能な時間です。
      ここで何故潮位が5m以上に拘るかと云えば潮が岸まで来ることで鳥が近寄り見やすくなります、逆に4mとか小さいと
      満潮となっても極端な話、フェンスから沖合300m間でしか潮が満ちて来ないため鳥見が出来ないと云うことです。


     フェンスよりどうしても干潟に入りたい方?は足を踏み入れると、泥に足がはまって、すぐに歩けなくなりますから、「潟スキー」
     と呼ばれる乗り物に乗らなくてはならずムツゴロウ漁師さんに弟子入りするのが早道かも知れません(笑)


     バーダーの皆さんは防波堤の下段に降りてのんびり観察しています、スコープ派なので距離は十分ですね(^.^)

【まとめ】  ・大授搦を訪れる際には春、秋のシギチが見られる渡りのデータを調べる。
        ・潮時は必ず5m以上の日を選ぶこと。
        ・長靴は必ず持参すること(ゴミ袋に入れる)そうでないと車中が泥だらけになる。
        ・双眼鏡は必ず持参すること(忘れると観察は無理です) 
        ・写真撮影派でも出来ればスコープがあると珍鳥をGETする確率が高くなる。
        ・シギチの識別は常に勉強しておくこと(ある程度判らないと寂しい思いをします)
        ・潮位が5m以上の日は現地には3時間前には到着のこと(シギチ以外の鳥が良く飛んでいます)
        ・干潮になったら干潟の後背地の蓮田に移動してシギチや他の鳥を観察します。
        ・現地にはトイレも完備しています
        ・飲食は飲み物の自動販売機がありますが事前にコンビニで購入していくのがベターです
        昼食は基本、コンビニですが干潟から蓮田への移動時、国道沿いにはポツポツと食堂があります。
        ・レンタカー返却時、日曜日はGSが殆ど休業なので調べておいた方が良いです(国道沿いしかない)
        ・宿泊は佐賀駅周辺か大川市内がお勧めです(干潟までの時間は同じくらいで後は財布と相談です)
        ・撮影機材:自身で移動しながら飛び物や一般的な撮影にはズームレンズが機動的ですベターです
        鳥をドアップで撮りたい派の方は大きいレンズをご準備下さい、その分移動に不自由します。       
        ・飛行機はLCC(成田発)が運賃だけはべらぼうに安いですが撮影機材や荷物等が別途料金で便数も
        少なく決して安くはないです。
                                                             以上                                         
                Canon EOS 7D Mark II / TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2               
                
                 パピリオの花のblog、薔薇好きのひとりごと。。。。。 も宜しかったらどうぞ!
                              http://vmc.blog43.fc2.com/


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